足に合わないサンダル、それって実は体を歪める原因に?!選び方はもちろん、サンダル疲れのケアもご紹介

夏は足元のおしゃれを楽しむ機会が増える一方、自分の足について悩む女性が非常に多くなるそう。女性を対象にしたアンケートの結果、サンダル選びで何かしらの悩みがある人は、なんとほぼ全員の99%。特に多い回答は、サンダルが当たる部分の痛みや足の見た目についてでした。

また、足に合わないサンダルは体を歪める原因になることも。サンダルは足を覆っている部分が少ないことから歩行が不安定になり、指先に負担がかかったり、指の付け根の圧迫やかかとが脱げるなどのトラブルにつながりやすいのです。また、靴に比べてソールが薄いものが多いため、歩行時の衝撃によって足だけでなく、ひざや腰の下半身への負担が大きくなります。

25年間、女性に正しい靴選びを提案してきた専門家に、正しいサンダルの選び方とサンダル疲れの足ケアについて教えていただきました。まず大事なのは安定し、快適な歩行のためのサンダル選びです。

①かかとと甲、ボール部でのしっかりした抑えがあるデザイン
②インソールが足裏に合っていて、足を下から支えるような形状になっているもの
③アッパーの素材は革で足によくなじむ
④ソールはクッション性と安定性があるもの。接地面はグリップ力がある素材で接地面積が広いもの。ミッドソールは軽量でクッション性があるもの
⑤インソールやライニングは吸湿性のある素材で磨耗に強いもの

さらにフィッティング時に気をつけたいこととして5つのポイントを教えていただきました。

①かかとを合わせた状態で指先の余裕は5ミリ程度必要
②かかとの接地面はインソールからはみ出ない、ジャストサイズを
③足の甲部でしっかりと抑えられていること
④足裏がインソールにフィットしていること
⑤指先上部、甲などに違和感がないかを歩行して確認する

正しいサンダルの選び方と同じく大事なサンダル疲れの足ケア。自宅で簡単な運動やケアをすることで健康な足を保つことができると専門家はアドバイスします。

「足の多くのトラブルは足裏のアーチが崩れることが原因。足指を動かすことで足裏の筋肉を鍛え、アーチを良いかたちのまま保つことができます。おすすめなのは素足でグー・チョキ・パーのじゃんけんをすることです。

また、タオルを床に置いて足指で寄せる「タオルギャザー」も手軽にできるフットケアとして効果が見込めます」